八幡原飛行場業務日誌

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復活!モデラーへの道 (15)

・発掘作業 (6)

初めてプラモデル用の塗料を買おうとしたときには、マルサンは倒産していた。
正確に言えば、マルサンが名前を変えて「マルザン」として、そのマルザンが倒産したのだが、ともかく今までのマルサンの製品はその瞬間新しくは入荷しなくなっていた。
模型店においてある塗料は、マルサンの「プラカラー」と、Revel/グンゼの「レベルカラー」の両方ではあるが、すでに種類と数では「レベルカラー」が多数を占めていた。
これからマルサンの「プラカラー」を買っても、それまでで、同じものが入手できなくなる。
ということで、おのずと、選択肢は、「レベルカラー」になる。

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しかし、「レベルカラー」には無いけれど、「プラカラー」に存在したのが、この「透明」と「プラシャイン」だった。
まだレベルカラーの「クリアー」が発売前で、「クリアー」が必要ならば、レベルカラーの何かの色の「上澄み」が透明になったやつを使うか、マルサンのプラカラーの「透明」を使うしかなかった。
それで、上澄みが取れるまで長期間待てなかったので、プラカラーの透明を買った。
この透明は、そのあと、フラットクリアーにしようとして、レベルカラーのフラットベースを入れたらなぜかこのように、濁って固まった。
特性が違うのだろう。あとにもさきにも、プラカラーとレベルカラーを混合したことはないが、カラー同士はわからないが、保証されていないことはやるべきではないということなのだな。

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「ブラシャイン」は微細な金属粉で、これを塗装終了した上にこすり付けると、ピカピカと金属光沢になる。通常は、シルバー塗装の上に使う。
ただ、試してみたが、かなりピカピカの金属光沢にはなるが、おもちゃっぽくなるので、多用はしなかった。

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ここで、いまさらなのだが、ふたつのビンは異なる。透明のほうは、ガラス素材の横に「丸にSAN」のロゴのマークがあり、円筒形だが、プラシャインのビンには、ロゴが無く、多角形の断面だ。
どちらも、下のほうに、プラカラーの文字が入っている。

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コレクションとしての意味は感じないが、捨てないでおこうと考えている。


つづく