八幡原飛行場業務日誌

(ごめんなさい)ログインしているはてなユーザーのみコメントを書くことができます

復活!モデラーへの道 (26)

・発掘作業 (17)  ナイフ

その昔使っていたのは、彫刻刀の「切り出し」だ。

f:id:ooasahi:20130914204444j:plain


一番手前が、はじめのころに使っていたものだ。何度も研いで使ったので、ちょっと短くなった。
真ん中が、そのあとに使ったもので、刃の角度をちょっと変えてみようと結構削った。
一番向こうは、プラモデル作りには結局使わなかったダイソーで買ったもので、二本で105円だった。ただし、
プラスチック部分が割れてきたので、糸で巻いて、エポキシで固めた。

f:id:ooasahi:20130914204457j:plain


それで、一番向こうはNTのデザインナイフで、たぶん発売すぐなのか、田舎町の文具店ではじめてみたときに買った。
ただ、刃が薄くて、切れ味は良いが、ガリガリと力強く削れないので、出番は少なかった。
真ん中は、言わずと知れたエクザクトナイフのN0.1だ。刃はNo.11をつけている。
記憶では、東京に行ったときに、渋谷のパルコにある、某模型店で買った。田舎では手に入らなかった。
でも、これも、切れるのだが、彫刻刀の切り出しの代用にはならなかった。切れ味が落ちた刃は、パテ塗りつけのコテとして使った。
手前が「工作ナイフ」と呼ばれるもので、むかしの「切り出しナイフ」のような感じで使うのだが。買ってみたものの、どうもしっくりこなくて、出番が少ない。
プラモデル以外の用途では、結局、本物の切り出しナイフを研いで使ってしまうので、工作ナイフの出番は無いなあ。今度試してみますか。

f:id:ooasahi:20130914204511j:plain


これは、NTのデザインナイフとエクザクトの先の拡大だ。
エクザクトナイフに関しては、社会人になって、アメリカに研修に行ったとき、先生としてついたエンジニアの方が、エクザクトナイフの愛用者だった。
1980年代なのだが、当時アメリカでは、日本ではポピュラーな、刃を折りながら使う「カッターナイフ」のようなものが、普通には売っていなくて、つまりはエクザクトナイフぐらいしかなかった。
ただ、その先生役の方は、もと軍籍で、エンジニアとして、三沢基地にもいたことがあるかたで、日本の様子は知っていたのですが、やはりエクザクトナイフの愛用者なのでしょう。

f:id:ooasahi:20130914204523j:plain


これは、デザインナイフの替刃です。
透明なプラスチックのものは、NTのデザインナイフが、はじめのころは、バラで売っていなくて、長い刃をカッターナイフを折るように、このジグを使って追っていくものです。
紙に包まれているのがその刃です。
黒いプラスチックケースのが、エクザクトのNo.11です。ネットを見ると、エクザクトのNo.11を研いで使っている人がいて、実は、上の写真の刃は、なまくらになっていたものを研いだものです。
オイルストーンで研いでみましたら、けっこうまともに切れました。新しい発見でした。
左上の刃は、別なデザインナイフの刃ですが、そのホルダーが、見つかりません。黄色いプラスチックの軸に、シンチュウ色の金具で固定するものです。今も同様なものが製品として販売されています。

さて、こんどは、どれをどう使うかな。
少なくとも、刃物に関しては、中学校や高校時代より、手持ちの砥石の種類も、研ぎの技量もちがうので、いい刃物で工作ができると思う。
アウトドア用ナイフと、台所の包丁とナイフをずっと研いできたのでね。