八幡原飛行場業務日誌

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発掘した遺物 組立図編 (17)

・発掘した遺物 組立図編 (17)

株式会社東京シャープ模型の
飛燕だ

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発掘したこの組立図を見て、メーカー名を認識した。メーカー名自体の記憶はぜんぜん無かった。
メーカー名で、ネット検索したら、結構ヒットするので、おどろいた。
B級キットの代名詞みたいなあつかいだ。

実はその通りで、
このキットは、100円で、なんと、飛行機本体のほかに、万年カレンダーになるという、すばらしいスタンドがついているというのだ。
卓上に、このキットを飾って、万年カレンダーにするのを想像したら、当時の私は、なんてすばらしいんだと、うっとりとした。
買ってきて作り始めたら、夢から覚めました。
飛行機本体のできが、すさまじく悪いのです。
ふためと見られぬ
というのは、このことかと思いました。
作ってはみたものの、友人に見せるのもはずかしくできあがりだ。
「ええっ、こんなひどいの買ったの!」と、言われそうで、そのまま、お蔵入りとして、ひそかにしまいこみました。
なぜ、買う前に、よくよくキットの状況を見なかったのかと、ものすごく自分にがっかりした覚えがあります。
このあとは、箱を開けて、よくよく中を見て買うようになりました。
衝動買いはよくないと思い知りました。
そのあとも程度問題はあるものの、いろいろと衝動買いで失敗は何度もするのですけどね。


(次の遺物につづく)


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