八幡原飛行場業務日誌

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発掘した遺物 組立図編 (30)

・発掘した遺物 組立図編 (30)


日本文化教材 1/800 伊勢
組立図に昭和36年12月20日の日付がある 図の作成日だろうか

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たぶん、艦船のプラモデルで、はじめに作ったのは、戦艦武蔵だったと記憶にある。
なぜかというと、父親に、日本で一番大きな戦艦は武蔵だと聞いた。
友人たちは、大和が一番大きいという。でも、絶対に武蔵が一番大きいと思っていた。
だいぶあとのことだ、大和と武蔵が同形艦だと知ったのは。
今回武蔵の組立図は発掘できていない。保存しなかったようだ。
戦艦で出てきたのは、この伊勢だけだ。

なぜ伊勢を作ったのかは記憶がある。
元海軍の父の話は、なかなか興味があった。
その中で、航空母艦ではなく、戦艦の後ろの部分に水上機をたくさん搭載できるようにした、航空戦艦というのがあったというのだ。
これは、友人たちも知らないことだった。
模型店で、「伊勢」を見たときは、ぜひ欲しいと思った。その話の航空戦艦のモデルなのだ。

1/800というのは、1/700のウォーターラインよりも小さい。
しかし、水面下も含めてのモデルのためか、子供だったので大きく感じたのか、この1/800の記憶で、のちに1/700をみたら、1/700のほうが小さく感じた。

大和や武蔵とは、また別なかっこよさがあると思った。

(次の遺物につづく)


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