八幡原飛行場業務日誌

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発掘した遺物 箱編 (2)

・発掘した遺物 箱編 (2)

Revell 1/72 Fw190 (H-615)

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いわゆる、レベルのファイターシリーズ。
当時は100円だった。
いまだと、たった100円だが、当時中学生には、100円も大金だった。
たぶん、ラーメンをお店で食べると、140円だったような記憶があるが、時期は断言できない。

中学のクラブ活動で、でかけた帰りの乗り換えの駅で時間があった。その駅ビルに模型屋さんがあったので見た。
一緒に見た友人は、私より模型暦が長い先輩格だ。その友人が、「これはいい」と言ったのがこれだ。
住んでいる町より大きな町の模型屋だけあって、品揃えは豊富だった。
これは、見たことが無かった。
小学生時代に、Fw190Dを作っているのに、当時は、すっかり忘れて、「フォッケウルフねえ?」という感じだ。
レベルの箱絵はカッコイイ。欲しくなるように書いてあると言っていい。
買った。これは、レベルの1/32零戦の次に作ったやつだ。
友人は、そのときになにを買ったかは覚えていない。

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今、組立図を見ると、Fw-190A-4 とちゃんと書いてあるけれど、当時はA-4だのA-8だのの区別は無い。
「レベル様命」という感じだ。

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デカールは1種類のみ。だが、そのときは、モデルアート誌の存在も知らないし、指定してある以外のマークや塗装なんて、考えもつかないのだ。
帰ってから、足りない塗料を買いに行った。
指定だと、下面のライトブルーと、上面のダークグリーン、そしてマーキング等の黄色の3本を買えばよかった。
3本で150円。つまりは、これを作るために250円かかるわけだ。

迷彩なんて初めてだ。筆塗りで、めろめろとやった。それでも、自分としては、満足して、うれしかった。

だいぶあとになるが、下級生に見せて、ボロクソにいわれることになるとは、そのときは想像も出来なかった。


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