固まったタミヤのパテ
わたしのような古い人には「イサムパテ」のほうが理解しやすい、
イサムが生産している、タミヤブランドのパテは、20年以上前は、通常使っていた。
そのため、工具箱に在庫を置いておいたので、二十数年放置して、チューブの中で、未使用なのに
固まってしまったものが何本もある。
もったいないという思いが強くて、どうにかならないものかと思った。
ネットを見たら、溶剤で溶かして、使うということを書いている人がいた。
とりあえず実験だ。チューブを切り開いて、かたまりを取り出した。
手前が、固まったブツで、ビンに入っているのが、取り出したかたまりだ。
溶剤はなにを使えばよいのかわからない。しかし、プラスチックを簡単に溶かしてしまう溶剤だと
本体がやられてしまう恐れがあるので、危険だ。
それではと、クレオスの「真溶媒液」を使ってみた。
溶剤を入れて2日たっても、あまり変化は見られなかったので、棒でつついてみた。
ビンの中で、粉みじんに砕けた。
そのあと2日経過して、見てみたが
上に黄色い色がついた溶剤が上澄みとしてあり、あとは、粉のような状態で存在している。
試しに、ちょっぴり乾燥させてみたが、強度がなくて、実用性がなさそうだ。
たぶん、なにかもっと固着する物質を添加してやれば、使えそうな気がする。
接着剤では、本体を溶かすし、ほかのパテを混ぜるくらいなら、いっそ、新しいパテだけを
使ったほうがすっきりする。
ということで、しばらく、固まったパテ遊びとなってしまいそうだ。