八幡原飛行場業務日誌

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発掘した遺物 箱編 (9)

・発掘した遺物 箱編 (9)

Revell 1/72 P-47D サンダーボルト (H-613)

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結構何機も作った後だった。
接着して、塗装して、デカール貼って。
一連の作業はこなせるようになった。
レベルのファイターシリーズは、塗装の指定と、デカールは一種類しか入っていない。
とりあえず、指定の塗装にはしているが、世間の皆様は、指定以外の塗装をしているひともいることが
わかった。そして、マークの類もデカールではなく、手書きの塗装をしている人もいることがわかった。
わかったからと言っても、すぐにはできるわけがない。

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友人が作った、レベルのP-47Dは、問題があった。
それは、カウリングの塗装の白と黒のチェッカーだが、こいつをデカールで仕上げようとすると
なにしろ、球面のようなものに、平面のものを貼り付けるわけで、すっきりと、うまくできるわけがない。
それは、たぶん、どんなにうまい人でも、無理だろうとさえ思えた。

思い立ったのは、カウリングを自分で塗装することだ。
絵や文字とは違って、単純に正方形が並んでいるだけだろと思った。
下地の白を塗装して、マスキングをこまめにしながら、正方形で黒を塗装していけばいいわけだ。
それはもちろん筆塗りなのだが。

下地の白も、黒もどちらもレベルカラーだった。
まだ、ハンブロールなどのエナメルを知らない。
それと、まだマスキングテープも買っていない。
自宅にあるセロテープだけが、マスキングのすべてだ。

それでも、地道に続けた。
見ると、正方形のサイズが、バラバラだ。
でも、手書きの満足感はあった。

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これが、そのあとも挑戦していく、筆による、手書きマーキングのはじまりだった。
これは、その記念碑というべきモデルと成った。
探せば、ガラクタの中から、見つかるかもしれないが、恥ずかしくて、
世間に出せたものではないだろう。



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