八幡原飛行場業務日誌

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ARII 1/144 F-105D (3)

さてさて、ベトナム戦争に突入する前の米国空軍機は、銀色という印象が強い
箱絵を見て、銀色の機体だと思っていた  それしか考えられないだろう

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そしたら、組み立て図では、なぜかグレーの二色塗装だ
F-101、F-102やF-106は、グレー塗装もあるが一色だし
二色のグレーはどうも納得できない

今は、ありがたいことにインターネットがある

ネット検索してみた
F-105の機番号 60-0464 で、検索すると、けっこうたくさんでてくる
多いのは、ベトナム迷彩だが、今回は、ベトナム迷彩をする予定では無い

そうしたら、無塗装の写真はロシア語のサイトで見つけた
http://aviadejavu.ru/Site/Arts/Art5904.htm

http://aviadejavu.ru/Images6/MM/MM-127/0381-02-1-1.jpg

ロシア語は、まったく理解できない 写真で判断するしかない
モノクロだが、パネルごとに明暗があるので、無塗装の状態と
考えて間違いない
決して、グレーでは無い

そして決定的なサイトを見つけた

http://www.chunq.com/thud/bitburg.php

THUNDERCHIEF IN EUROPE 1961-1968
という題で

Bitburg Air Base 36th TFW Thunderchiefs 1961-1966
という副題だ

36th TACTICAL FIGHTER WING について書いてある
そのものずばりのもので、
機番号 60-0464 も出てくる

塗装についての説明は、だいたいの訳を書くと

「36thのサンダーチーフは、はじめドイツに到着したとき胴体と翼は無塗装だった
 オリーブドラブ(FS34087)の反射よけ塗装をコックピット周りにしていた
 そのあとすぐ、アルミのアクリル塗料(FS17178)をおこなった (後略)」

そして、三色の帯の意味なども書いてある それは、興味のある人が読めばよい

簡単な英語なので、簡単に読める
だいいち、アメリカ機の情報は、英語のサイトに多いのはわかりきっている
ドイツ語よりは楽だな

ということで、キット指定の二色のグレーは存在するかはともかく
実際には、無塗装もシルバーと総も存在するわけで
無塗装のために、パネルごとに、シルバーを塗り分けるか
塗装としてのシルバー一色でよいことになる
いずれにしても、オリーブドラブの反射防止塗装は必要だが

それで、初心の通りに、シルバーでいくことにした
それがイメージ通りだ


なお、これを書いたときは、上記のwebサイトは存在するが
そのあとリンク切れしても、責任はとれないので理解してほしい



(つづく)