ホーミー Y-3
30年以上昔に買って、30年以上使わずに放置していたエアブラシだ
模型用だと、たぶんシェアはオリンポスが多数だったと思うが
なにしろ高価だった
なので、画材店で売っている、絵画やデザイン用のホーミー製は
比較的安くて、買いやすかった
なので、オリンポスのヤング88のあとは、ダブルアクションがほしくて
これを買った
仕様は、ノズルが0.3mmで、まずまずだ
復帰後、コンプレッサー購入して、このY-3も使っていた
何度使ったのか、四度目くらいだと思う
問題なく使っていたのだが、ボタンを押さなくても
小さくシューっと音がする
これは、エアーを出したり止めたりするバルブ部分にゴミがついたのか
バルブ自体が傷が付いたがなにかかと頭をよぎった
分解するしかないなと思った
それで、ネット検索したが、このエアブラシの情報が無い
なので、まったく違う会社の分解についてを参考にすることにした
なお、分解した状態は、写真に撮り忘れたので、ばらばらの写真が無い
ばらばらではないが、こんな感じだ
エアブラシの形を作ったのは、どのメーカーかわからない
オリンポスが国内標準となったのかどうか、オリンポスの
ダブルアクションと、いまの別な製品を比較したわけでは無いので
わからない。 ただ、いまの各社の製品は、みたところ、ほぼ同じ仕組みで
部品ですら、互換性があるのではないかと思えるほど、似ている
だが、このホーミーは、今のエアブラシと、互換性はまったくないような感じで
それが、この先端部品あたりで感じる
今回ニードルも引き抜いてみたが、どうも仕上げがあまい
けっこうざらざらだった
でもこの程度でもちゃんと塗装できた
下の部分だが、ここには、めっきが無くて、はずしたらなんと緑青(ろくしょう)が
でていて、これは、その緑青を掃除したところだが、ずいぶんと放置したものだと
痛感した
ここは、エアーのホースとの接続部
左がエアブラシで、みぎがホースだ
エアブラシの、エアーのバルブになるぶぶんは、特殊工具でないと
分解できないようだ
ここに入る細いパイプを削って、二箇所飛び出たレンチを自作しないと
はずせない (絵で描けば簡単だが、とりあえず文で書いてみたが、通じないだろうな)
あれこれ掃除してみた
組み立てると、やはりシューとエアーが漏れる音がする
ボタンを押して、シューシューとやると気がついた
シューの音が二重に聞こえる
ということは、バルブを通ったエアーがノズルから出て行く音では無い
とすると
エアーのバルブ部分だけをつけてみて
いじっていたら、ホースのコネクターあたりを触ると音が変わる
さてはと思って、接続のネジ部分を掃除して、かるくオイルを塗布して
きつくホースのネジを締めてみたら、音は止まった
つまりは、接続部のネジのあたりでもれていたのだ
なぜ、30年ぶりに使い始めたあたりでもれなくて
今になって漏れたのか
わからないけれど、とにかく解決策はわかった
このまま、毎回強く締め付けるのも面倒なので
ワンタッチ接続にする部品を買ってつけてしまえば
この部分を固定しておくことができるのではないだろうか
さて、ネットで購入することにしようか