タミヤニュース2016年11月号が届いた
タミヤニュース2016年11月号が、届いていました
二、三日前に届いたのですが
もう、いろいろとあって
なかなか開封する時間も取れませんでした
表紙も裏表紙も
トムキャットです
そうですよね
新規金型の1/48ですから
中身について、あまり書きませんが
とにかくトムキャットも含めて
飛行機の記事が多い号です
1/48のF-14A は、まあトムキャットだけに
大きいですよね
たぶん、ほかの戦闘機の1/32スケールのサイズ
くらいあると思いますね
とはいえ、7800円(税別)というのは
今のプラモデル業界と、市場について
たいへんさびしい状態であることがよくわかります
金型開発費を製品チャージすると、もう大昔というか
20世紀というか、昭和と言うか
のような価格では売れなくて
たいへんですね
私自身は、世代としてはF4 ファントムII 世代なので
SFもの?には、ほぼ興味ありません
それで、まずちゃんとしたF-4ファントムIIを作ってからかな
気になったのは
赤い丸の中の、円弧になっている分割ライン
というか、スジボリですが
扇状ではなくて、平面図としては、単にまっすぐな
ラインが正解らしいのですが
トムキャットについて、あれこれ言うほどの知識がないので
はっきりとはいえません
ああ、田宮の渾身の1/48のトムキャットなので
期待は大きいのですが
どうなのでしょう
依然として、プラモデルを作る時間がとれません
なので、ネットで見たり、雑誌を見たりしながら
気を紛らわせています
[追記2016月11月17日]
赤い部分のラインの話だが
ある情報で、直線だと聞いていたのだが
どうも大きなアールの曲線という話を聞いた
今回の新作のタミヤの1/48では、曲線になっていて
それが正しいという話を聞いた
聞きかじりで、書くものでは無いなと
今回反省した
自分で見て、経験したことを書いていく分には
問題はないのだが、知りもしないことをいいふらすのは
やってはいけないのだなと思い知った
このweblogを見て、誤解した人はいるのかどうかなのだが
アクセス数が、なぜか突如多かったのは、この話題のせいでは
ないかと推測しているので、ここで修正しておきたい
たいへん失礼しました
書き込みを消して知らんぷりすることはやらないことにします
これが私にできることでしょう
F-14は作ってみたいが
まだ手付かずのキットの在庫がたくさんあるからなあ
どうしようか
アリイ 1/72 二式水戦 (その3)
どうせ練習用だからと、いろいろと実験した
ひとつは8月20日のに書いた、尾灯と翼端灯のクリアー化
まず大きめに、クリアーパーツのランナーを接着して
よく乾燥してから、削って、コンパウンドで磨けば
それらしくなる
翼端灯の場合、赤や緑に塗装するが、機種によっては
なかに穴を開けておいて、クリアーカラーを流し込んでおくという方法がある
今回は、中をシルバーで塗装しておいて、接着して
最後にクリアーカラーを塗装することにした
カウリングのできは、今の目で見たらよろしくないので
エキゾーストパイプは、プラパイプを暖めて伸ばしたものを
接着して作った
スジボリは、スジボリツールを自作したものの話は
7月に何度か書きましたが、それを実際に使用しました
国籍マークの貼られる場所は、凹でモールドされているので
その丸をパテ埋めして、その丸の中は、スジボリが
ほどこされていないので、スジボリツールで彫りました
そこそこうまくいったと思いますよ
自作スジボリツールは、うまくいきました
ということで
途中は、写真撮り忘れて
いきなり完成です
いつものように、ピトー管は、ピアノ線で作りました
ちょっと太目かもしれない
アンテナ柱はシンチュウ材で作り直し
アンテナ線は、0.4号の釣り糸です
アンテナ柱に結び付けて
尾翼に、0.2mm以下の銅線をリングにしたものを埋め込んで
結びました
いろいろと試したので
よかった
キャノピーは、オリジナルが割れていて
後ろがフィットしないので、少し削ったけど
ワクがもともと太いので、そこがよろしくない
それと、ドリーが変です
まともに作ったら、メインフロートの赤線と
合いませんよ
それは、オリジナルのままということでね
(いちおう おしまい)
アリイ 1/72 二式水戦 (その2)
1963年の金型だけあって、可動部分が多い
主翼は、フラップとエルロンが可動のため
正確な形になっていないのは当時としてはしょうがないのだろう
ここは、そのまま作ることにした
ああ、それと、国籍マークの位置がスジボリであるので
それは埋めることにした
それにしても、金型メンテナンスをちゃんとしているだろうけれど
ちゃんとスジボリと、凹のリベットがキレイだ
二式水戦は、零戦と違って、ひっくり返ったときの
安全のための、ヘッドレストのような部分は無いので
たぶん、ここはエルエスの勘違いだろうが、零戦と同じつくりに
してあるので、削り取ることになる
コックピットは何も無い
パイロット人形が乗るだけの棒があるだけだ
ここは作りこむのはあきらめてパイロットを乗せる気になったが....
そのパイロットがひどいのです
この時代はこの程度でよかったのでしょうね
ドリーの本体の中に、まぎれこんでいる感じ
ほかの1/72のキットから持ってくることにした
出しやすかったので、ハセガワの雷電からもってきた
正確には、服装と装備が違うのだが、気にしないことにした
水平尾翼のエレベーターは可動ではないが
大げさな表現ではあるが、この時代に国産でここまで
やったかという感じだ
なお、発売当時は、モーターライズで、プロペラを回転させる
ことができたため、電池に接続するための部品が残っていて
不用部品あつかいは良いとしても、フロートの下に
穴がふたつあいているので、埋めることにした
(つづく)
アリイ 1/72 二式水戦 (その1)
30年以上のブランクから、プラモデルを作ろうと決心したときに
30~40年前の在庫を作り始めるより
まず、練習材料を買って作るかと思って、安いものをまず買いましょうと
思って買ったひとつがこれだ
アリイの二式水戦だ
これは、およそ50年前に作ってから、
二機目となるキットだ
小学生低学年のときに作った
エルエスの1/75の二式水戦だ
エルエスが倒産して、金型はアリイにわたった
ありがたくも、ずっとアリイは販売してくれた
でも、もともとは1/75だったのを、エルエスのごまかしのまま
1/72の表記としている
そんなことはどうでもいいのだが...
箱の中はスカスカだ、もともとのエルエスの箱はもっと小さかったはずだ
でも、ありがたいことに、エルエスのキットを作ったときは
国籍マークしかなかったように思うが
アリイは、灰白色のと、濃緑色のマーキングの二種類のデカールを準備していた
私としては、灰白色の機体が二式水戦らしいと感じているので
それで進むことにした
部品を眺めていたら衝撃だ
透明部品が割れていた
どうしよう
できが悪いのはわかっているが
割れているのはがっくり
部品のみの請求は、できるのだが
もともと500円もしないで買ったものに
そこまでお金をかけて部品請求するかというところ
人によっては、わざわざハセガワの零戦の透明部品を
使う場合もあるようだし、手持ちの未組み立ての
ハセガワの零戦の説明書を切り抜いて
ハセガワに部品請求すれば、もっともっとすばらしい
透明部品がやってくるのはわかるのだが
やめよう
練習だ
よくよく見ると
透明部品が濁っている
表面がよくにくくて「すりガラス」になっているのかと
思ったら、どうも透明の材料に白っぽい、つまりは、
ライトグレーの材料が混じっているようだ
ああ
インジェクション機械のクリーニングを手抜きして
うってしまったな
雑だなあ
いくらビジネスとして、おいしくなくても
透明部品は、透明な材料で、うってくださいよ
それで
主翼の内側には1963の刻印があります
東京オリンピックの前年です
わたしは、まだ小学校に入っていないか
入ったばかりか
そんなころ
現在交流のある、まわりのプラモデルを作っている皆様は
だれ一人と、まだ生まれていない
そんなころにこれだけの金型を作れた
エルエスの技術力をいまさら感動です
(つづく)
タミヤ(イタレリ) 1/72 A-10A (その3)
全体の迷彩が終わったものの
武装の色がわからない
タミヤの指定を信じていいのやら
書籍としての資料は持ち合わせていないので
ネット検索しか方法は無いのだが
グレー迷彩の写真は多いのに
ヨーロピアン迷彩で武装が写っている写真は少ない
なので、いちおうタミヤ指定を優先するしかない
いちばんあやしいのは、ECMポッドの色で
かなり悩んだ
しかも、キットにはECMポッドは新旧の二種類使えるようになっていて
では、どちらがこの塗装にあうのやらもわからない
なので、あたらしいほうにしたのだが はたしてあたっているのか?
全体塗装が終わってから、軽く墨入れをした
タミヤの墨入れ塗料のブラックでやった
それが乾燥してから、デカール貼りだ
これについているデカールは、イタレリのものだと思うが
ツルツルテカテカのすごいやつだ
少し厚めだが、貼りにくいというほどではない
デカールが乾燥してからオーバーコートしたが
三度くらいオーバーコートの水性クリアーの半つや消しを吹き付けても
ツルツルテカテカのデカールのツヤは落ちなくて
テカテカのままなのは、まいりました
ほんとうにテカテカなんですよ
そして脚を接着した。脚がしっかりしていないと、武装を接着できないし
出品もできない
その脚の接着が乾燥するのを待ってパイロンを取り付けたが
パイロンに種類が多いので、まちがえないようにするのに気を使った
武装と脚扉を接着して、終わりだ
よくよく見ると、ちょこちょこと塗装がハゲているところがあって
ここまでくると、エアブラシでは吹けないので、面相筆でチョンチョンと
タッチアップしてごまかした
前後したが
いつものようにピトー管は、ピアノ線で作った
いい太さがなかったので、ちょっと細いので
筆塗りで塗装を重ねて、少し太くなるようにした
最低限のできとなった
時間をかければもっと良くできたとは思わないが
このレベルが、今の実力と思い知るしかない
たぶん来年の4月には、スケールモデルだけでない
なんでもありのコンテストが開催されるだろう
そのときは、もっと良いできになるようにしたい
来年は何を作ろうか
(おしまい)
タミヤ(イタレリ) 1/72 A-10A (その2)
前輪式は、機首のオモリが必要なのが普通なんだな
A-6Eのときはには機首に詰め込むオモリの重量が
(正確には質量というのだな)
説明書に記載されていたのだが、不足するのを防ぐため
余分に詰め込むようにと、指定は重く書かれていると思いつつも
指定より軽くすることなど、とても危険が多いなあと
ブルってしまい、指定キッチリと入れてしまった
0.1g表示の電子天秤で計るのだけど、このA-10Aの説明書には重量が書いていない
ネット検索したら20gと出ていた 信じるしかない
今回は、その昔海釣りに連れて行ってもらったときに使ったナマリのオモリを
ハンマーで叩き潰して切り刻んで、押しこむことにした
できるだけ、前に詰め込んだほうが、まちがいないので、小さくしたものを
あいているところに入れた
コックピットのあたりに接着して行ったが
結局仮組みしたら、いろいろぶつかったりして
最終的にはこんな感じだ
私の買ったキットの個別の問題と思うのだが
金型はすばらしいと想像するが
インジェクションの作業が、きちんと標準作業されていないと
推測する
主翼の下の左が下に曲がっていて、長さが少し短くなっていた
胴体の左右をあわせると、片側が短い
たぶん、まだプラが熱いうちに取り出して
柔らかい状態から冷やすときに変形したと思う
「今日xx個作らないといけないのに、もうすぐ終業時間だよ~~~」と
イタリアのチョイ悪オヤジは早く帰りたくて
いけないことをしたのではと
想像してしまいましたよ
標準作業でちゃんとやってよ
こればっかりは、買ってきて、組み立てるまでは、わからない不具合だ
9月2日のblogに書いた
上半角調整で、真っ二つに割れたのが、このA-10Aなのだが
ここでも、時間がかかりましたね
冷静に考えれば、主翼と胴体に隙間が出たのは
薄いプラ板を挟み込めばこんなことには
ならなかったのでしょう
二度目は、ギッチリとは、しないで
軽く輪ゴムでとめて
なんとかギリギリ見られるところまでは
追い込みましたよ
かなり時間をロスったなあ
なんだかんだと、変形のため
パテは必要でした
ここでも、時間をロスりました
まいったなあ
ヨーロピアン迷彩は初めてなので
いつも見ている某サイトの色の情報を見て決めました
タミヤの説明書は、タミヤのカラーの番号で書いてあるので
それは考えずに、しました
クレオスにはそのカラーのものが出来合いであるのはわかりましたが
某サイトの情報ほ信じて、色を作りました
怖いもの知らずということで
よくあるのは、上面二色で、下面一色の迷彩が多いのですが
こいつは、全面三色の迷彩なのです
つまりは、下面色というものがなくて、下面も上面と同じ色で
迷彩となっているのは、もう飛んでいるときは、見つかりにくく
するつもりは無いというべきなのか?
いずれにしても、三色迷彩の全面というのは、なかなか手間のかかるものです
いつもは、薄い色から塗装していくところですが
タミヤの説明書のモノクロの塗装図では
グリーンが真っ白で
グレーが、明るいグレーで
ダークグリーンが暗いグレーで
印刷してあるのと
見た感じでは、グリーンの面積が大きいので
グリーン、グレー、ダークグリーンの順に塗装していくことにしました
これが、グリーンとグレーを塗装したところ
今回は、説明書を1/72の縮尺に合わせて拡大コピーして
それを切り抜いて、迷彩パターンのマスキング用紙にするつもりで
コピーまでは、したのですが
うまく境目のボケができないかもしれないと思い
結局フリーハンドでやりました
三色の塗装が終わったところですが
このあと、何度も塗装することになりました
一番の理由は、なぜか塗装をはがしてしまうのです
プラスチック自体は、いちど洗剤で洗ってあるのですが
塗料の膜強度がないのか......クレオスの塗料で、水性では無いのに
何度もタッチアップとなりまして、これでも時間を取りました
そもそも、室内でエアブラシを使用するための換気装置がないため
いちいちコンプレッサーも含めてすべてのものを玄関先にもっていって
作業しないといけないので、明るい時間帯に、時間の取れるときと言う
むずかしいところなのです
(つづく)
タミヤ(イタレリ) 1/72 A-10A (その1)
コンテストには出品したので
作った経過を書いてみよう
進行形では書けなかったのでね
市内のショップ主催のスケールモデルコンテストだけど
9月にあるよとは、てんちょーには聞いていた
たしか、以前のコンテストのレギュレーションで
「このお店で買ったもの」というのがあった思ったけど
今回の要綱をいくら眺めても
そんなレギュレーションは書かれていない
悪く考えれば、どこから買ったなにでもいいのか?
ただ、「スケールモデル」の定義が書いていて
「実在する物をプラモデルにした.......」とある
なので、前回は、どこぞにあるガンダムの実物大?のがあるので
あのガンダムは、スケールモデルの元の「実物となる」という
笑い話?ともつながる
でも、マナーとしてと言うべきか、このお店から買ったもので
出しましょうよ
と、以前からきょろきょろと見ていたのだが
1/32の単発機でいくかと思っていたが
どうも、時間がとれそうもなく
考えた末に
タミヤの1/72 A-10A と決めた
これも以前コンテストに出した、A-6Eと同じく、イタレリのOEMと呼ぶべきもので
金型はイタレリ、インジェクションもイタレリ、デカールもイタレリで
袋つめまでイタレリと思われる
説明書と箱はタミヤだろう
ふくろには、イタリア製である記載がある
フェルールは大きくわけで三つで
二つはグレーの大きなもので
ひとつは透明部品だ
これと
これと
これだが
透明部品は作り始めて気がついたが
誘導ロケット弾の先端のカメラ部分の透明部品がある
全体パーツの見た感じは、A-6Eと同じような感じで
あまり深くない凹のスジボリがあって
かなりよく見えた
ああ、A-6Eの部品を見たときと同じだな
A-6Eで苦しんだのは、たくさんついている武装で
結構手間取った
なので今回は、はやばやと武装から作ることにした
でも、またしても武装に時間がかかった
A-6Eでは、いわゆる「イモヅケ」を指定している?バクダン類だったが
今回は、だいたいのぶら下げるものに、ちゃんと穴がついていて
パイロン側に突起がある
だが、ここに問題あり
金型の都合で、取り付け方向と穴の方向が角度で45度ずれている
写真を見てわかってもらえるだろうか
しょうがないので
内側を削って、筒状の取り付け部分を
単なる穴にするしかない
バクダン類もそうだが、でかいドロップタンクも同じだ
めんどくさいな
ドロップタンクにいたっては、穴自体が大きくて
内側を削った上に、パテモリして、穴を小さくした
8月9日に書いたサイドワインダーが実はこれの武装パーツで
翼が二枚、まったくイモヅケを指定してあり、ポロリといくことは
確実と感じた
なので、0.3mmのピアノ線を埋めることにして
0.4mmのドリルで穴あけをした
なので、この翼は、中に0.3mmのピアノ線があるので
薄く削ることができなくて、厚い翼で
実感がなくなった
実物はやたらと薄いので、アルミ板か銅板で作ったほうが
いいのかもしれないが、そこまでする時間が取れなかった
(つづく)