発掘した遺物 組立図編 (31)
・発掘した遺物 組立図編 (31)
タミヤ 1/50 彩雲
小学校で、プラモデルに狂っていた時期は終わった時期に、最後に作ったのは、今回発掘して、この彩雲か、はたまた、もうひとつのものか。
彩雲が最後だったような気がしたのに、ちょっと記憶に自信がなくなってきた。
この彩雲は特殊だ。その昔、一時期、外側がクリアーになっていて、内部が見えるキットがいくつか出ていた。もともとはモノグラムで出していたP-51Dなどのキットがあって、それをコピーしたり真似したりというわけだ。
この彩雲は、半分側面がクリアーにできるパーツが入っている。片方のボディー部品が、通常とクリアーの二つ入っている。
いまだと、クリアー部品を塗装すれば、すむことなので、二つ入れる必要は無いが、当時は、塗装しないで作るこどもが多いので、こういうことになったと思われる。
記憶では、再販されたときは、クリアーのボディーパーツは入らなかったと思う。
それで、さすがにクリアーにするだけあって、コックピット内部の部品は、いままで見たことが無いくらいたくさんありびっくりした。
いまだと、クリアーじゃなくても、出来上がったら見えなくなっても、コックピットの部品がたくさんあるものも多いので、いまならびっくりしないのだが。
小学生の私は、クリアーを使わなかった。
覚えているのは、全部クリアーのキットではなく、ボディー半分というのは、いかにもハンパな感じがしたのだ。
コックピットの部品がたくさんあっただけで、見えなくなっても満足だった。
タミヤの1/50のシリーズは、小学校低学年の時は、200円だったが、この彩雲は、高学年で作ったので、たぶん200円ではなかったと思う。
クリアー部品もあり、コックピット部品も多く、部品点数からして200円のキットと同じ状態ではなかったのだ。
再販されれば、作ってみたい気がする。
(次の遺物につづく)
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