エポキシ接着剤 その後
20年以上前のエポキシ接着剤が固まらないと、6月2日の記事で書いた
ためしにと、100円ショップで買ってみた
一種類しか売っていなかったのだが、ちゃんと100円ショップにあるというのは
たいしたものだ
これだ
もちろん、108円で買ってきた
10分硬化型しかないので、選択の余地は無い
そのむかし、30年以上前の知識では、早く硬化するエポキシ接着剤は
カチンカチンに硬くならないので、硬くしたいものは、硬化に時間のかかるものを
使いなさい と、いうものだ
なので、平気で6時間硬化型なんていうのを使って、垂れてこないように苦しんだ
覚えがある
さて、この108円のものだが
さすがに10分硬化は早い
エポキシ接着剤は、主剤と硬化剤を混合して化学反応で硬化させるので
使う分だけ最低限使うというわけにはいかないのは、使ったことのある人は
理解できるだろう
そのため、一度混合する場合、複数のものを接着したほうが、効率的に使える
それで、複数のものを目の前に並べて、それから、チューブから主剤と硬化剤を
絞り出して混合したほうがいい 今まで使っていたのは30分硬化型なので、
混合してから、接着するものを準備したり、「まだあまっているから、なんか接着するもの
なかったっけ」と、ゆっくり作業ができた
10分だと、混合の作業しているうちに、少しづつ硬化していくのがわかるほどだ
使った結果としては、まったく問題ない
古い常識が、すっとんで、カチンカチンに硬化した
そして、以外にも、キレイに透明である 古いエポキシ接着剤は、黄色っぽい色が付いていた
それで、108円で、ひとつのチューブに12グラム入りなので、つまりは合計24グラムとなる
結構お安い
Made in Taiwan というのが、いい どうせ中国製だろと思っていたのだが
キレイな透明なのだが、ひとつ問題としては、10分硬化型のため、混合のときに
入り込んだ気泡がそのままの状態で硬化してしまう
長時間硬化型だと、混合したあとに、しばらく放置すると、気泡は、ゆっくりと浮かんで
ついには消えてしまう なので、混合して、しばらく放置というのが、基本だったのだが
10分では、放置する時間が無い しょうがない