古いモデルアートを引っ張り出した その四
ちょっと先のことだが、むすこのところに泊りがけで
でかけることにした
今は業務上出張が無い。いや、ネット社会になって、
テレビ会議やら、電話会議やらで、複数の場所から
みなさまが参加して、画像を共有しなから会議ができるので
出張しなくてすむ時代になったといのが正しいのかもしれない
それで、どうせ行くならと、たんなる興味本位で
むかしむかしの雑誌の広告の店はどうなっているのと
古いモデルアートを引っ張り出してくる気になった
例をあげれば
社会人となって、都会に出て、はじめて都会の模型店に行ったのは
1981年のことだった
長岡京の駅からちょっと歩くと、もう畑や田んぼ
そのくらいのところに、ガレージのきれいなやつというのは
ちょっと失礼かもしれないが、「ボークス」は存在した
そのあと、何度か行ってみた
輸入品の、いなかでは買えないものを買った
妹が、首都圏の大学にいっていたので、そこに遊びに行くついでに
東京の模型店を見たのもそのころだった
なので、1981年のモデルアートはあるのかなと思ったけど
無かった
買わなかったのか、なくしたのかもわからないけど
しょうがないので、1982年の11月号にした
これだ
エリア88の特集だったり
ああ、後藤仁さんの記事もあるんだと
内容はすべて忘れている
こういう時代だったのですね
印刷は、今の雑誌に比べて、あんまりよくないし
広告なんてのは、なんだか文化祭のパンフレットみたいに
手作り感があるけど、田舎町では、これがすべてだったんだよなあ
それで、東京地区の模型店の広告をリストアップして
かたっぱしから、ネット検索したら
まったくかすりもしなかったり、何年に閉店したとかの古い書き込みがあったりと
大部分はもうそんざいしなくて、わずかに残ったお店も、ネット専門になったり
そのころ小さい広告で掲載していたお店が、いまは、大きなお店に成長したりと
だいぶ様子が変わっているのは、時代の移り変わりだろう
それで、広告は出していなかったのだが、今も個人経営でやっているお店は
行ってみようとおもった
それと、大きなお店だが、田舎にはないものがあるだろうから
行ってみようと思う
もちろん、あの大きくなったボークスは行ってみる予定だ
ボークスの値段シールの貼ってあったAirfixの1/72ネイビーリンクスは
部品をなくしたので、残念ながら完成できなくなった
いまさらヘリコプターは作る気力がわかないので、あたらしく買う予定は無い
ボークスから買った、べつなキットが、ダンボールに詰め込んであるので
それを作ろうと思っている
そのうち、ボークスのキットも買わないとね