発掘した遺物 組立図編 (10)
・発掘した遺物 組立図編 (10)
大滝製作所の銀河だ
「大滝製作所」、別名「オオタキ」は、1/48のキットで、安くてけっこうまともなものを1970年代にたくさん出して、一時はもてはやされたが、結局は生き残れなかった。残念だ。
なので、今この銀河の組立説明書を見ても、違和感は無い。
100円のキットだったのを覚えている。父が海軍だったので、いろいろ話を聞いたが、父は、厚木基地にいたためか、銀河は、夜間戦闘機仕様の記憶があった。
これは、爆撃機仕様としてできているので、ちょっと違っていたが。
これの特徴は、魚雷をレバーで「落とす」ことができる。単純な仕掛けで、モーターでも、ゼンマイでもなくて、単にレバーの手動だ。
スケールモデルではなくて、「おもちゃ」として作られていると言ってよい。
しくじりが無く作れた。
ただ、なんども遊んでいくうちに、この魚雷投下の可動部分が壊れた。
まあ、金属ではなくて、プラスチックで、かんたんに作られていたからしょうがない。
ここで、この銀河の記憶はとぎれている。
(次の遺物につづく)
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